サンライズのツボ 氷川竜介のコラム
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第八回
- デフォルメキャラの系譜に見える意外な関連性
- 掲載日:2010/06/04
ガンダムを『三国志』のキャラ化した『SDガンダム三国伝 BraveBattleWarriors』 が2010年春から好評オンエア中である。SDとは「スーパーデフォルメ」の略。通常のヒーロー体型をしたメカやキャラをパロディ的に二等身、三等身にデフォルメしたものだ。
その成立は古い。1970年代後半から1980年代早々にかけ、成井紀郎、江口寿史、鳥山明といった漫画家が自作に可愛らしくデフォルメしたアニメや特撮のキャラを登場させたことをきっかけに、アニメパロディの作法として確立。サンライズでも先駆的に『チョロQダグラム』 (83)というセルフパロディ…
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第七回
- 『いばらの王』と『THEビッグオー』をつなぐメタな問いかけ
- 掲載日:2010/04/30
サンライズが制作した劇場映画『いばらの王』が公開される。原作者はBONESのTVアニメ『DARKER THAN BLACK』シリーズのキャラクター原案も手がける漫画家・岩原裕二。細胞硬化で石のようになって死ぬ奇病の治療法を未来に求め、他の患者たちとコールドスリープに入った少女。だが目覚めたとき、そこはモンスターに支配された世界だった……というサスペンスに充ちたアクション作品で、大きな仕掛けが隠されたミステリー仕立てにもなっている上質なエンターテインメントである。
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第六回
- オープニングアニメに凝縮された魅力
- 掲載日:2010/04/15
いつごろからアニメの第1話にはオープニング(OP)がつかなくなったのだろうか。
深夜アニメを観ていると、そう思うことがある。おそらくDVDビジネスが中核になった21世紀早々のことではないか。
作り手として第1話で観客に紹介したい情報は無数にあるはずだから、少しでも尺を本編に割きたい事情も分かる。
だが、何の事前情報もなければOPこそがファースト・コンタクト。ここでガツン!とつかんでおかんでナンボだろうとも思ってしまうのである。
サンライズ30年の歴史を思い返すと、数々の名OPが脳裏に浮かぶ。
第1回作品『無敵超人ザンボット3』は典型的なロボットアニメのOP。
歌詞に合わせてキャラクター紹介と海底の… -
第五回
- ハイブリッドの生むロボットの可能性
- 掲載日:2010/02/12
サンライズと言えば、ロボットアニメ。その創業以来、ガンダムシリーズを含めて膨大な数の作品群を世に送り出してきただけあって、ロボットアニメの本質を考えるサンプルに事欠かない。
前回述べたように「主役ロボット」なる二面性を秘めた呼称があるが、ここに「ロボットをアニメにする」という本質が潜んでいる。それはエンジンと電気の「ハイブリッド」で斬新な自家用車をつくりあげたのと同じ日本特有の発想かもしれない。
本来、ロボットは「人間の労働を代替してくれる人工的存在」であって、必ずしも「人型の機械」とイコールではなかった。チェコの作家カレル・チャペックが1921年に戯曲「RUR」で「労働」を意味する「robota」と創作した存在…
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第四回
- マスクとマウス、主役ロボット2つの顔
- 掲載日:2010/01/28
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第三回
- ロボットアニメに発見する驚き 『ダ・ガーン』の場合
- 掲載日:2010/01/14
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第二回
- 思わずヨダレのたれそうなネーミングセンス
- 掲載日:2009/11/25
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第一回更新
- もし○○が××なら? 「IFの設定」がロボットアニメを魅力的に!
- 掲載日:2009/10/01
- 氷川竜介(ひかわ・りゅうすけ)
- アニメ評論家。『機動戦士ガンダム』放映時からアルバム制作、ムックなどに参加。
主な編著「ガンダムの現場から」(キネマ旬報社)、「フィルムとしてのガンダム」(太田出版)、「Z BIBLE」(講談社)など。
NHK BS-2「BSアニメ夜話」に出演中。ガンダム情報総合ポータルサイト「ガンダムインフォ」で配信中の「MS動画図鑑」ではナレーション原稿を担当。





